2008 年
4 月
12 日
放課後の居場所について
〜日曜議会を開催、施政方針についての質疑・2〜
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●会派の基本政策のテーマの1つは「人権」・・・「子ども」に視点をあてて質問・2 「学校で学ぶことについて」と「放課後の居場所について」の市長の考え方を訊ねました。 ■放課後の居場所について 市政方針の中に、「子どもたちの安全な居場所を確保すると共に、地域全体で子どもたちを見守る地域社会の形成を目指し、『放課後子どもプラン』を拡充して実施」することが挙げられ、施策が進められてきています。こうして、子どもたちが放課後を過ごす場所の1つとして学校がある一方で、長く日中を過ごした学校から離れて、のびのびと遊べる場所を求める子どもたちも多くいます。 学校だけでなく、地域の中にもっと、子どもたちが安心して遊べる場所があることが必要です。子どもたちが放課後を過ごす場所についての考え方、また、公共の遊び場は制約が多くて思いっきりやりたいことができないことから、自分の責任で遊ぶことが体験を通してできる「プレイパーク」を常設するなど、地域の中に子どもの居場所の選択肢を広げていくことについての考え方を訊ねました。 市長は、「異世代間の交流が必要」との考えは述べられましたが、プレイパークについては、地域の方々の協力が必要であり、どのような方法で居場所作りが可能か研究したいという答弁に止まりました。子どもの多様な遊び場については、施策を展開することを重ねて要望し、施政方針に対する質問を終わりました。
◆施政方針全体についての見解・・・会派を代表して述べました。 施政方針において、「むすび」で市長は、「市政は今、順調に推移しています」とし、「『克己復礼(こっきふくれい)』をモットーに市政の発展に全力を傾注してまいる覚悟であります」と述べています。 「克己復礼」とは、論語にあり、「己(おのれ)に克(か)ちて礼(れい)に復(かえ)る」と読み、「克己」は己の欲望に勝つこと、「復礼」は礼の道に従う、礼儀作法に従うということで、「自分の欲望をおさえて、礼儀にかなった行動をとること」という意味の言葉です。 しかし、施政方針全体を通して見ると、温暖化対策と言いながら、再開発のような大型開発事業を推進し、市の持ち味を活かした市民参加のまちづくりよりも、他市に遅れを取らないように、隣の駅に負けないようにという理由に終始し、温暖化を大きく促進する方向に向かっています。また、ごみ問題にしても、ごみゼロを目指すという「ごみ処理基本計画」の理念が欠如している上に、無計画なごみ行政で処理も儘ならなくなった燃やすごみを他市に肩代わりしてもらうという事態に陥っていること、さらには、市民参加にしても、議論して積み重ねたものがことごとく徒労に終わるような状況からは、「自分の欲望をおさえて、礼儀にかなった行動をとる」「克己復礼」からは程遠く、施政方針を貫く市長の思想・理念が明確ではありません。市政50周年を迎える今年だからこそ、市民が安心して暮らすことができるまちに主眼を置き、環境や福祉を優先させるべきであることを付言します。
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