2005 年
7 月
23 日
カテゴリ:子ども・学校
学校の安全は、防犯だけではなく、学校災害全体を考えて
〜警備で、安全が守れるか〜
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●6月定例会で、補正予算に突如、小学校に警備員を配置するお金が付けられました。この間のいろいろな事件等を受け、対策を求める保護者の声に応えた予算措置の姿勢は評価できるものがあります。 ●しかし、防弾チョッキやヘルメット姿の民間会社の警備員が、不審者がいないかと学校や市内を巡回する状態が、本当に子どもたちにとって好ましい環境と言えるのでしょうか。安易な警備強化は、むしろ過剰な監視型の安全管理を助長する危険さえあることを懸念しています。 ●また、1人で3校を巡回することが公表されているため、常時いなかった時よりも、学校に警備員がいないときは手薄になるという印象が逆に強調されてしまいます。 ●不審者の乱入による事件は、むしろ氷山の一角でしかありません。学校でのさまざまな事故・災害は、小さな怪我を除いても年間200万件にものぼり、「学校災害共済給付」の件数が年々増えている状況です。この事実にこそ冷静に対応する必要があります。 ●一時的、対症療法的な「防犯」に限定した対応ではなく、学校災害全体の広範な「学校安全」に対応する安全指針の策定や、各校への安全職員などの専門的な人員配置、地域との連携などの総合的な対応こそが緊急に求められていると考えます。今回の措置は試行的な実行だと説明されましたが、根本的な見直しが必要です。
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