2007 年
10 月
26 日
カテゴリ:活動報告&市政報告
安全・安心まちづくり条例では、安全・安心は守れない
〜9月定例議会報告A〜
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2003年6月定例議会において、小金井市議会は、『東京都の「生活安全条例」の制定をやめ、信頼し合える都市・東京をつくることを求める意見書』を賛成多数で採択しました。当時、都が制定しようとしていた「生活安全条例」に対して、内容によってはコミュニティーの形成どころか、住民の相互監視社会にもなりかねないと多くの議員が懸念を示したためです。「そもそも犯罪は、社会経済状況の反映であり、監視し合うだけでは根本的な解決にはならない。」という意見書の一文が示すように、条例を制定して疑心暗鬼に陥るより、「信頼し合える都市・東京をつくること」が犯罪を防ぐ大きな力になるからです。 そして、今回提案された「小金井市安全・安心まちづくり条例」も、まさに、「生活の安全に関する市民の意識の高揚を図るとともに、犯罪を防止し、もって安全で安心して暮らすことのできる小金井市を実現することを目的と」し、「警察署、消防署その他の関係行政機関及び防犯関係団体等と密接な連携を図る」ことが明記されています。 しかし、まちづくりの基本は、市民との協働による新たな自治の確立とコミュニティーの形成であり、誰もが望む「安全・安心」は、地域コミュニティーを育成することで生まれてくるものです。ところが、各地域で推進体制を整備するために、監視カメラを必要以上に設置し、また、住民ボランティアと一体になった相互監視、個人情報の提供や告発を誘導するようなことが起これば、かえってコミュニティーの崩壊につながりかねません。 小金井市が提案する「安全・安心まちづくり条例」は、根本的な考え方が間違っており、まちづくりの基本である「市民との協働による新たな自治の確立とコミュニティーの形成」を損なう恐れがあることから、反対しました。しかし、「安全・安心」という言葉から賛成者は過半数を越え、可決されてしまいました。
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